■■■□□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━       生涯学習e-News@富山大学 Vol.9 2007.10. ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□■■■ 富山大学生涯学習メールマガジン、第9号をお届けいたします。 季節はすっかり秋となり、朝夕は肌寒くなって参りました。 富山大学では、10月1日より後学期がスタートし、公開講座、オ ープンクラスもはじまりました。いま、富山大学のキャンパス全 体に、教育・研究活動の活気が戻ってきています。 では、早速10月の大学開放情報をお知らせいたします。 ┏━┓ ┃1┃10月の公開講座 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 富山大学では、10月以後(後学期)に21の講座を開講する予定で す。すでに多くのお申し込みをいただき、いくつかの講座は定員満 了となりました。以下の講座は既に定員に達しましたので受付を終 了することとなり、何人かの方にはご希望に添えず受講をお断りす ることになりました。またの機会をお待ちしております。 ■アンニョンハセヨ 韓国語初級 ■発音とリスニングを鍛えて衛星放送を楽しもう! ■中国語初級(会話中心) ■初級フランス語2 ■ワード&エクセル入門(2) (以上定員に達しましたので受付を修了しました)  以下は、10月に開講する公開講座です。 ■日商簿記検定3級受験講座 ・日時:10/11〜11/15、18:30〜20:00 ・定員:10名 ・受講料:7,300円+テキスト代約1,600円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/50boki2.html △テーマの通り、簿記検定受験のための実務的な講座です。 ■利賀の生活文化と交流事業の研究と 新そばによるそば打ち体験 ・日程:10/13〜10/21 ・定員:15名 ・受講料:6,300円+教材費約2,500円+宿泊の場合5,000円+保険料200円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/52soba.html △利賀村のまちづくりについて学び、そして「ソバ打ち」に挑戦し  ます。 [以下は本講座を受講された方の感想です...] 「初めての参加でしたので、何もかもめずらしく、新しい経験でし た。講師の方々が、本当に親切に接してくださったことが、心を和 ませ、とても充実した二日間でした。」 「ポイントを整理してプリントしていただいたのがよかった」 ■“子ども学” ?現代の教育、文化、世代関係を探求する ・日時:10/15〜11/19、18:30〜20:00 ・定員:10名 ・受講料:6,300円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/53generation.html △子どもとは何だろう、そして大人とは? 現代教育問題について  考える講座です。 [以下は本講座を受講された方の感想です...] 「子どもや子どもを取り巻く環境について、多方面から学ぶことが できてよかった」 「ゼミ形式で講義を受けるのが新鮮で毎回楽しみでした。最終日は なかなかない形式[座談会]なのでよかった。」 ■ドイツ語中級 ・日時:10/15〜1/21、18:30〜20:00 ・定員:15名 ・受講料:8,300円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/54german2.html △前期「ドイツ語初級」に引き続き、会話法や文化について学びま  す。 [以下は本講座を受講された方の感想です...] 「とても分かりやすい講座でした。木曜日が楽しみでした。時間帯 も長さ・テキストもちょうどよかったです。文法の勉強は自分では できないのでとてもありがたかったです。」 「久しぶりの語学講座で、昔を懐かしみながら受講できた点はよか った。時間配分がよくできていた。」 ■色の基本知識とWeb配色 ・日時:10/17〜10/26、18:30〜20:00 ・定員:10名 ・受講料:6,300円+テキスト代約2,000円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/55color.html △Webサイトの色指定、配色の方法を学ぶ実用的講座です。 [以下は本講座を受講された方の感想です...] 「受講者のレベルを事前に確認してくださり、臨機応変に毎回ク ラスの内容を変えてくださるなど、受講前の不安が一掃され、た いへんためになる講座・講師の方でした。」 「とても満足しています。家に帰ってから習ったことを復習し、 自分の生活に活かしていこうと思います。」 ■ロシア語入門 ・日時:10/18〜12/13、18:00〜19:30 ・定員:10名 ・受講料:7,300円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/56russian.html △ロシア語の初歩を学ぶ講座です。普段見慣れないロシア文字の  種類、読み方、書き方から学びます。 [以下は本講座を受講された方の感想です...] 「ラジオで勉強していますが、先生から直接聞くと後に残るもの が多いということを実感しています。丁寧に教えていただきあり がとうございました。」 ■ラテンアメリカの社会と文化 ?イグアス環境保全プロジェクトの意義 ・日時:10/25〜11/22、18:00〜20:30 ・定員:20名 ・受講料:7,300円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/57latinamerica.html △ラテンアメリカの社会事情、文化、音楽などについて学びます。 ■「米騒動」の再考と暮らしの中の近代化 ?ふるさと「とやま学」創成の試み ・日時:10/30〜12/4、18:30〜20:30 ・定員:20名 ・受講料:6,300円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/58rice_riot.html △富山の「米騒動」について、多角的視点から学ぶ講座です。 ■シニアから始める情報技術・ インターネット活用技術 ・日時:10/30〜12/4、18:00〜20:30 ・定員:20名 ・受講料:7,300円 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/59senior_it.html △情報の「使いこなし」、ITの世界を学びます。 [以下は本講座を受講された方の感想です...] 「インターネットの活用方法ははじめてであったが、大変勉強に なりました。徐々に使いこなして進んでいきたいと思っています。」 「だいぶわかってきました。次回も参加したい。」 ■最新の国際ガイドラインによるAEDを 用いた心肺蘇生講習 ・日程:10/6,12/15,2/16,3/15 ・時間:13:00〜18:00 ・定員:各回30名 ・受講料:無料(資料・材料費等の実費4,000円がかかります) ※各回とも同じ講習内容です。 ※会場は富山駅前CiCビル3Fとやま市民交流館です。 http://www.life.u-toyama.ac.jp/koza/2007_2/65AED.html △テーマの通り、心臓突然死を食い止めるための「AED」につい  ての講習です。 ┏━┓ ┃2┃学生とともに学ぶオープン・クラスとは? ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 10月1日から後学期の正規学生向け講義がはじまり、オープン・ク ラスの受講受付を開始しました。 ところで、オープン・クラスとはどんなものなのでしょうか。受講生、 そして担当教員に当アンケートの結果をもとに、その様子をうかがっ てみましょう。 ■多様な世代 受講者の世代についてみたところ、最も多かったのは60代(42.7%) でした。ほとんどの授業が昼間開講ということもあり、お仕事をさ れている方の受講は難しいのが現実と言えます。ところが、50代以 下の割合は33.4%、何らかの職業をもつ方は20.0%に及んでいます。 オープン・クラスは必ずしも「シニア」だけの利用にとどまるもの ではないと言えます。 ■高い満足度 オープン・クラスは、第1回目の授業を「試聴」することができます。 そのせいか、「堅い」イメージの強い大学授業にも関わらず、受講 生の皆様の満足度はきわめて高いものとなっっています。 ・難易度は適切だった:82.7% ・説明は理解しやすかった:97.3% ・今後も受講しますか?→Yes:93.3% 自由回答でも、次のようなご意見をいただきました。 「期待以上で、毎週幸せでした」 「現実に役立つ内容で、感謝しています」 「貴重な参考文献も紹介いただき、学びに大いに役立つ」 ■授業の活性化も では、授業を公開された先生方はどうでしょうか? 大学教師は、 90分もの長い時間、授業の秩序を保たなくてはなりません。その点 で受講者は「均質」な方が「管理」がしやすい印象があります。と ころが、オープン・クラス受講生を迎えた先生方のご意見をみると、 86.0%が「負担なし」と回答し、さらに54.4%が何らかの「有意義 さ」を感じているという結果が出ています。どんな点がメリットだっ たのでしょうか。先生方のご意見では「一般市民の熱心さが学生に 好影響を与える」「活発な意見が出て中身が濃くなった」「いい意 味での緊張感」などがみられました。今後も調査を継続していく必 要がありますが、世代の多様さは学びの多様さを生み、よい刺激が あると言えそうです。 http://www.life.u-toyama.ac.jp/openclass/ オープン・クラスについてのお問い合わせは、下記までどうぞ。 五福キャンパス:生涯学習教育研究センター事務室 電話:076-445-6956 FAX:076-445-6960 ┏━┓ ┃3┃北陸4国立大学連携「まちなかセミナー」のご案内 ┗━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 前便にてお知らせしました、「まちなかセミナー」に追加情報です。 福井大、金沢大からお招きする先生が確定し、以下のように実施する 予定です。 ■北陸発のふ・る・さ・と探訪ー歴史的建造物・町並みー ・開催日時:11月17日(土) 14時〜16時 ・場所:とやま市民交流館学習室(富山駅前CiCビル3F) ・テーマと講師: ○ 安達 實(金沢大学工学部・非常勤講師) 「城下町金沢の惣構堀」 (概要)  城下町金沢には、用水が網の目のように走っており、その数55、 延長は150kmになる。その中で金沢城の外堀として藩政初期に造ら れた惣構堀(そうがまえぼり)があり、金沢城を二重に取り囲んでい る。この堀は城および城下町を守るために築かれたものである。金沢 は戦災や大きな自然災害を受けることなく現在に至っており、わが国 有数の都市遺産として、市民生活や都市景観に大きな影響を与えてき た。今回この堀について発表する。 ○ 福井 宇洋(福井大学大学院工学研究科・助教) 「歴史的建造物を群として次代に伝える」 (概要)  優れた歴史的建造物を保存する営みは古くから行なわれてきました。 30年ほど前からはそれらを単体として残すばかりでなく、群として 集合体として次の時代に伝えていこうとする試みが始まりました。富 山県では五箇山の合掌集落や高岡の町並み、石川県では金沢の茶屋町 など、福井県では若狭鯖街道熊川や小浜の町並みなどがその対象とさ れて保存事業が進められています。ここでは私がかかわった熊川の事 例を中心にお話しします。 *** まちなかセミナーは「参加無料」で、どなたでも受講できます。ここ 北陸地区でで活躍される研究者とともに、「ふるさと」理解を深める 絶好の機会です。ふるってご参加下さい。 ■■■□□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 富山大学生涯学習教育研究センター http://www.life.u-toyama.ac.jp/ TEL:076-445-6956 FAX:076-445-6960 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□□■■■ ※配信停止をご希望される方は、このメールに返信してその旨ご連絡下 さい。