過去のまちなかセミナー2003年度
※このセミナーは終了しています
2003年度より、北陸地区の国立大学が連携して、富山・石川・福井の各県にて「まちなかセミナー」を実施しています。各県の会場にて、他県所在の国立大学教員を招聘し、幅広く多彩な学術内容の普及につとめます。
2003年度まちなかセミナー富山会場では、
「北陸発の自然-雪や地震にどう対応するか-」
というテーマを予定しております。詳細については、PDF書類または下記講演内容をご覧下さい。まちなかセミナー富山会場は入場無料、事前申込不要でどなたでもご参加いただけます。参加ご希望の方はセミナー当日、直接会場の受付までお越しください。どうぞお気軽にご参加ください。
■日時と場所
■日時:2004年2月29日(日)14:00~16:30
■場所:富山駅前CiCビル3F(富山市新富町1-2-3)
※受講料は無料、どなたでも参加できます。
■講師と題目・概要
福原 輝幸(福井大学工学部 教授)
演題
「環境に優しく雪に強い道路を目指して」
講演要旨:
北陸の道路は雪との問題を避けて通ることはできません。また、最近では環境に配慮した道路管理技術が求められています。そこで、まず日本海側の気象特性(降雪、積雪、気温、風速、日射量、地温)について説明し、その後、未利用エネルギーとして、地中熱・湖水熱・風力・下水熱を活用した路面温度制御システムの概要および事例を紹介します。
北浦 勝(金沢大学工学部 教授)
演題
「高齢社会における雪国の地震防災について」
講演要旨:
最近、関東から九州にかけて広い範囲が地震や津波に襲われる可能性が話題になっています。富山では、砺波平野で今後30年以内に地震の発生する確率が最大で6%です。富山は雪国です。高齢社会に突入もしています。自分たちの身を守る準備はもとより、太平洋側に復旧支援に行くくらいの気持ちが待ち望まれています。