過去のまちなかセミナー2006年度

※このセミナーは終了しています

2003年度より、北陸地区の国立大学が連携して、富山・石川・福井の各県にて「まちなかセミナー」を実施しています。各県の会場にて、他県所在の国立大学教員を招聘し、幅広く多彩な学術内容の普及につとめます。

2006年度まちなかセミナー富山会場では、

「北陸発の“子ども学”」

というテーマを予定しております。詳細については、PDF書類または下記講演内容をご覧下さい。まちなかセミナー富山会場は入場無料、事前申込不要でどなたでもご参加いただけます。参加ご希望の方はセミナー当日、直接会場の受付までお越しください。どうぞお気軽にご参加ください。

日時と場所

■日時:2006年11月18日(土)14:00~16:00
■場所:富山駅前 CiCビル3F(富山市新富町1-2-3)
※受講料は無料、どなたでも参加できます。

講師と題目・概要

原田 克巳(金沢大学教育学部附属教育実践総合センター 講師)

演題
「家庭で頑張る子どもたち」

講演要旨:
小学校や中学校でスクールカウンセラーの仕事をしていますと、学校の先生からは子どもたちの落ち着きのなさや我慢のできなさについてお話を聞くことが多くあります。こうした子どもたちの様子の背景には軽度発達障害が存在している可能性も否定できません。しかしながら、家庭で頑張りすぎて学校で頑張るエネルギーがないという子どもの姿も伺えます。子どもにとっての家庭という場について、改めて考えてみたいと思います。

氏家 靖浩(福井大学教育地域科学部附属教育実践研究総合センター 助教授)

演題
「子どもが子どもらしくあるために大人ができること」

講演要旨:
今を生きる子どもは、「子どもらしく」は、生きにくい時代のような気がします。大人が子どもを保護すれば、解決するでしょうか? いや、やはり子どもは子ども同士で汗し涙し失敗し、大人とも、けんかして、支えられて、そして支えて、子どもも大人になっていくように思います。チャイルドラインをご存じですか? 福井の街中を舞台にした、子どもと大人のユニークなパートナー関係をご紹介します。